UE4のアクタの詳細パネルをみてみた
auです。
アクタごとに設定できる物理系のパラメータについて見てみました。
レベルに配置してあるアクタをクリックして、詳細パネルを少し下にずらすと確認することができます。
- Simulate Physics: 物理シミュレートをするならチェックをつけます。
- Start Awake: ゲーム開始直後から物理シミュレーションがスタートするようになる。プレイヤーがアクタに触れ始めたら動作するようにしたい場合はチェックを外します
- Mass In KG: 質量をKG(キログラム)単位で設定できます。デフォルトでは、物理マテリアルとDensity(密度)とメッシュのボリュームから自動的に算出された値が適応されます。チェックを入れると自分で設定ができます。今回使っているのはダンボールなので、仮想的に中に入っている物を考えるのであれば変更しても大丈夫だと思います。
- Enable Gravity: アクタに重力を適応するかどうかの設定です。宇宙空間のようなステージだとチェックを外します。
- Linear Damping・ Angular Damping: Linearは移動、Angularは回転の抵抗をシミュレーションする際に使用します。Dampingは減衰と言う意味らしいですが、調べてもいい回答を得ることはできませんでした。
- Center Of Mass Offset: アクタの重心をずらす際に使用します。複雑な形状をしている場合、重心をどこにするかで物体のそれっぽさを出すことができます。
今回は、詳細パネルに書いてあることを読み解くことができました。どのパラメーターでどの効果が得られるのかということは、時間をかけてでも知ることは大切だと思っています。