auの日記

プログラミング初心者の日記。(auはハンドルネームです)

UE4で物理アセットを自分で作る

auです。

前回、物理アセットの適応の仕方を学習しました。

program-shoshinsya.hatenablog.com

ここでは、デフォルトで用意されている「ダンボールっぽい動きをする物理アセット」を使用しました。

しかし、これではダンボールっぽいけどもう少し軽い感じのダンボールの動きが欲しくなってしまうかもしれません。

そこで、自分で物理アセットを設定できる方法があります!

やり方

コンテンツブラウザで右クリック→フィジックス→物理マテリアル

f:id:program-shoshinsya:20190114221855p:plain:h480

すると、ボールが跳ねているようなアイコンができます。任意の名前をつけましょう。

f:id:program-shoshinsya:20190114222000p:plain:h200

ダブルクリックすると以下のような画面が出てきます。

f:id:program-shoshinsya:20190114222235p:plain:w600

上から

  • Friction(摩擦係数): 1.0に近いほど摩擦が強くなります。
  • Friction Combine Mode(摩擦合成モード): 2つのオブジェクトで摩擦が発生した場合、お互いの摩擦によって摩擦の力が変わってきます。

Avarage: 2つのFriction(摩擦係数)の平均値を使います。
Multiply: 2つのFriction(摩擦係数)の乗算した値を使います。
Max: 2つのFriction(摩擦係数)の値の大きい方を使います。
Min: 2つのFriction(摩擦係数)の値の小さい方を使います。

  • Restitution (反発係数): 物体の跳ね返りに関する値です。1.0に近いほど跳ね返りが強くなります。
  • Density(密度): 摩擦の力は「摩擦係数*質量」で決まるため、密度が高いほど重くなります。小さいものでも、金属のようなものだと重いものが多いため、値は大きくなると思います。

それぞれのパラメーターを設定しスタティックメッシュに自分の作成した物理マテリアルを適応しましょう!それぞれのパラメーターでどんな動きになるのかを確かめるのも面白いと思います。

使っている参考書