WebRTCで使われるSDPについて調べてみた
auです。
WebRTCを使って相互通信する仕組みを作ろうと思ったので、その関連としてSDPについて調べてみました。
と言っても、調べてみると複雑だなあと感じてしまったので、分かったことを初心者なりにまとめてみます。
SDPとは
SDPとは、Session Description Protocolの略称です。日本語で「セッション記述プロトコル」といいます。
先述の通り、SDPはプロトコルの一つです。
つまり、通信するときのルールということです。
このときの通信は、WebRTCの通信を表します。
(WebRTCはリアルタイムで映像・音声などのやりとりをするAPIです)
軽い詳細
どんなことが決められているかというと、「お互いにどんなコーデックを使えるのか」です。
お互いに映像・音声を通信するにあたり、どんなコーデックを利用できるのかという情報が必要です。
映像や音声は、文字よりも遥かに多いデータ量です。そのまま送るのでは通信回線がパンクしてしまうので、圧縮した状態で送信して解答するという方法をとります。
このSDPを共有することを含め、昨日記事にしたシグナリングということですね。