auの日記

プログラミング初心者の日記。(auはハンドルネームです)

標準ライブラリについて

auです。

今回は、標準ライブラリについて復習という形で勉強しました。

標準ライブラリとは

プログラミングにおけるライブラリは、「道具箱」のような意味です。作りたいプログラムに合わせて、必要な道具を使い分けます。この道具を、Pythonではモジュールといいます。そして、そのモジュールの中にクラスや関数が存在します。複数のモジュールのまとまりを、パッケージといいます。

標準ライブラリの使い方

道具を使う際に、道具箱を探しだします。この動作をPythonでは「import」と入力して読み込むといいます。calendarというモジュール(道具)をimport(道具箱から取り出す)し、読み込んだcalendarのあとに「.」をつけて、monthという関数を読み出します。

>>> import calendar
>>> print(calendar.month(2018, 3)) #2018年3月のカレンダーを表示
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asの使い方

calendarモジュールを使う際に、いちいち書くのはめんどうです。そこで

「import calendar as cal」とすると、calと省略することができます。

>>> import calendar as cal
>>> print(cal.month(2018, 3)) #2018年3月のカレンダーを表示
March 2018
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fromの使い方

fromを使うことで、パッケージから特定のモジュールだけ使えるようにしたり、モジュールから特手のクラスや関数を取り込むことができます。

書き方

from パッケージ(モジュール名) import モジュール名(クラス名, 関数など)

calendarモジュールから、month関数と、isleap関数(うるう年かどうか判別してくれる)を取り出します。

>>> from calendar import month, isleap
>>> print(month(2018, 4))
April 2018
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>>> isleap(2018) #うるう年かどうか判別
False

fromなしの場合、calendar.monthと書かなければいけないのもなくなり、なんだかすっきりしました。