IoTでよく聞くエッジコンピューティングとは
auです。
IoT用語である、エッジコンピューティングについて調べました。
エッジコンピューティングとは
エッジコンピューティングとは、スマートフォンなどのデータを、全てクラウド上に送信するのではなく、端末の近くのサーバで、出来るだけデータ処理をして、クラウドなどの上位システムに負荷や通信遅延を小さくする技法です。エッジ処理とも呼ばれます。
IoT機器では、データをクラウドに保存するようなものもあります。データをクラウドに保存する際に、センサーで得た情報などをリアルタイムで送信していると、データ遅延などが起きてしまい、リアルタイム性が損なわれてしまうという、IoT機器にはあってはならない致命的な問題が発生してしまいます。そこで、このエッジコンピューティングを利用し、全てのデータ解析・蓄積をクラウドにやらせるのではなく、データの処理をエッジ側(端末側)にやらせることで、クラウド側にはデータの蓄積をやらせることで、遅延を少なくして、リアルタイム性を持たせることができます。